Main Contents

November 27, 2005

就職活動—エントリーシート・面接編

就職活動ですべきことはたった3つ』にトラックバックをいただいたので、調子に乗ってエントリーシートや面接で悩んだこと、それに対して自分がどう対応したのかを書いてみたいと思います(笑)。ビジネスとか時事問題を期待していた読者のみなさま、もう少しそういったエントリーはお待ちください。

エントリーシートや面接を無理に差別化する必要はない

さて、エントリーシートでも面接でも共通することですが、就活生は他の就活生を意識して、エントリーシートに他の人と違う何かを書かなくてはいけない、と思っていたり、面接で他の人と違うことを言わなくてはいけない、と思っている傾向がありそうです。

就活本にもたまに「差別化するために・・・」みたいなことが書いてありますが、ぼくはこうした主張は半分あっていて、半分間違っていると思っています。つまり、差別化しているように書く必要はあるけれど、それは無理に人との違いをでっち上げることではない、ということ。

普通に考えてみてください。自分と似たような人間はいるかもしれませんが、全く同じ人間は存在しません。双子で、生活環境が同じ人でさえ、様々な違いがあります。つまり、元来、人はそれぞれ違っているわけです。ただ単に、本人が気がついていないだけで、自分と他の人は「無理に」差別化しようとしなくても、最初から差別化されているというわけ。

ということは、やるべきことは、他の人との違いを改めて考えてみること。そして、それを他人に手短に説明できることという2つしかない。

この2つのことをやることは最初、結構難しい。なぜなら、結論として出てくる「答え」がだいたい一般的な話になるからです。

たとえば、「ぼくはサッカーを通してチームワークの大切さを学びました」という主張は、結構よくある話です。確かに、これが事実であるとしても、この文章だけではなかなか「他人との違い」を相手に伝えることは出来ない。ただ、アプローチは間違っていないのです。

「ぼくはサッカーを通してチームワークの大切さを学びました」という結論は、同じでもサッカーのどういう部分やどういった場面でこういうことを学ぶことが出来たのか? という点に関しては、結構人それぞれ違う。なので、より具体的に書くということが自然と「差別化された」文章を書くということにつながるのです。

こう考えてみると、「無理して」エントリーシートや面接で差別化しようとしなくても、結構、差別化できるもので、肝心なことはその「違い」を相手にわかりやすく伝えることだという点です。

面接で重要なことは、順序よく相手と会話が出来ること

上述の話は、エントリーシートでも面接でも一緒ですが、面接に限定すると、もう2つポイントがあります。

  • 順序よく話す
  • 相手と「会話」が出来る

まず、順序よく話すということ。緊張するとなかなかうまく話せなくなってしまいますが、そこは何とかがんばって、自分が主張したいことを順序よく話すことを心がけることが大事です。その主張が説得力を持つためには、やはり順序よくしゃべる必要があります。

難しい言葉で言うと、順序よくというのは論理的に話す、ということに他なりません。こういうのは場慣れをするか、リハーサルとかをして練習をしておくくらい。ちなみに、ベーシックなところ以外のQ&Aリストを作る必要はないと思います。

ベーシックなQ&Aとは

  • なぜあなたはこの職業を選んだのですか?
  • なぜこの会社に入ろうと思ったのですか?
  • この会社で何をしたいですか?

の3つくらい。これは基本中の基本で、他に就活生のパーソナリティを聞く質問がいくつか出ると思いますが、それはその場で何とかなるはずなので、無視。他にもあげればきりがないくらい質問リストは作れるはずですが、ぼくは時間の無駄だと思って作りませんでした。その理由は、2つ目の相手と「会話」が出来るというポイントにつながります。

面接でのポイントの2つ目は、相手(面接官)と「会話」が出来ること。

ぼくが以前、社会人の採用担当者に話を聞いたときのことです。最近は、就活生は「会話」が出来なくて困ると言っていたのです。意味がわからんと思っていたぼくは、「え? どういうことですか?」と聞き返したら、次のような答えが返ってきました。

就活生は就活本のQ&Aに書かれているような質問については的確に答えられるけれども、こちらが単純に世間話のような質問を投げかけると、途端に何も答えられなくなってしまう人が多いんだよね、とのこと。

つまり、「答え」ばっかり気にして、面接官との会話が出来なくなってしまう人が多いということ。面接は、筆記試験ではなく、生身の人間とのコミュニケーションであることを忘れて、筆記試験の口頭版みたいな形で準備してくる人が多いらしい。

ぼくがQ&Aリストを必要以上に作る必要がないという理由はここにあります。最低限、頭の整理をするために、上述した3つくらいは準備しておく必要があるかな、とは思うけれど、それ以上は弊害になることもあります。もちろん、頭を整理したいからまとめたいという人はまとめればいいことです。ぼくはオススメしない。

また、上述の最低限のQ&Aリストにパーソナリティについての質問を入れていないのは、それくらい普通にしゃべれなくてどうするの?ということがあるため。会社に入っても「会話」が出来るというのは重要で、その会話は常に対策が立てられるものではない。

だからこそ、面接官と対話する姿勢を持って、柔軟に対応できるくらいにしておかないといけないように思います。どうしてもそういう能力にあまり自信がないって思うのであれば、まず両親と普通に会話することをオススメします。両親は一番身近な社会人なので。その次に、友達との会話。こちらはただの会話ではなく、常に自分の意見に根拠を持たせながら会話をする。

これだけで意外とエントリーシートや面接は何とかなると思います。ただし、これは就職活動の基本的なやり方なのでコンサルタント志望の人は、グループディスカッションの対策をこれ以外にする必要がありますし、新聞社系のマスコミ志望の人は、特殊な筆記試験対策をする必要があります。

TrackBacks

トラックバックURL:


Copyright © here.